＃ ハラハラ感が大事。

今更どうでもいい事ですが、今年の我家の年賀状は大黒柱が作りました。

手渡された印刷済みの年賀状には、私と子供らがピースしている姿がありました。

毎年、子供達だけの写真を使っていたので、
「何でここに私がいるんでしょうか。」 と丁寧に尋ねてみると、

「顔を出して生き恥を晒せばいい。」 と言われました。


そんなこぼれ話。


さて、ドラマからうらみやほんぽにハマり、レンタルで14巻まで読んだのですが、
なかなか15巻以降が戻ってこず、じりじりしている日々です。

こないだも無かったので、その昔黒賀村編あたりで嫌になって放置した
からくりサーカスを読破してみました。

物語自体は好きだったんですが、
アシハナ三姉妹とマサルの絡みがとにかく鬱陶しくて止めてたんですよね。

うしとらの時もですが、ふじた先生は主人公総モテ設定がお好きの様で、
菊ちゃんまでもがマサルをそんな目で見るのはどうかと思ってました。
中3が小5（この時は6？）にときめくって事あるんだろうか。え、あるの？じゃあいいけど。

一気に最後まで読んで、ナルミ兄ちゃんのはっきり記憶取り戻し場面が無いのに
いきなりしろがねと引っ付いたのには戸惑いを隠せませんでしたけど、
しろがねが可愛かったのでもういいかな、と思いました。

最古の自動人形達の安らかな活動停止には胸が熱くなりましたし。

ラスト数年後の世界で、あんなに細くて可愛らしかったリーゼロッテちゃんが
むちむちなイメクラ嬢（みたい）になってたのに驚愕したりしましたけど、
何にせよしろがねが幸せになったので良かったです。

でも、全体通して繰り人形は前半に出てきたもののほうが好きでした。
（しろがね贔屓なのであるるかんは別）

後半になるにつれ、人形がどんどん万能化してきたのがちょっと何かアレな感じで。
ジャコとか可愛かったけど、バブル出した時萎えましたし。

プルチネルラとかアンダーザヘッドとかの野暮ったい感が良かったなあ。

やっぱね、万能って面白くないです。
はるか昔は万能至上主義でしたけど、何かしらの欠点があって
初めてハラハラすると言うか、あーっもう！てなったりするのがいい。



フィールドの貴公子なのに心臓病とか、
天才なのに父親の放浪癖で定住出来ないとか、
日本中のサッカー少年を魅了（別な意味で）するほどの花魁なのに極貧とか。

天才児なのに親の遺伝子のおかげで強いだけの某中1王子様に負けるとか、
ラッキーを標準装備してるのに負傷した作者贔屓キャラに負けるとか、


多分本来は強いだろうに左腕しか復活出来なくて戦闘では使えない子だとか、



準主役なのにシスコンどころか脇役以下の空気感とか。（これはどうでもいい）




あーーもう楽しい！！

最後のはどうでもいいけど！！